晴耕雨読

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水滸伝

水滸伝名言⑨~死者のために、生き残った者ができること~

死は、誰にでもやってくる。晁蓋は、そう思った。早いか遅いかの違いだけで、人はみな土に還る。だから、嘆くことはない。死者のために、生き残った者ができることは、なにもないのだ。忘れない。それだけでいい。 (晁蓋/水滸伝・五・玄武の章)

水滸伝名言⑧~心の傷~

"傷ついた者は、次の傷に対しては、強くいられる" (晁蓋/水滸伝・五・玄武の章)

水滸伝名言⑦~人の成長~

"はじめから、経験を積んだ人間など、いない。ひとつの経験から、なにを汲み取ることができるかだ" (晁蓋/水滸伝・五・玄武の章)

水滸伝名言⑥~理想と人生~

"理想は、夢のようなものだ。実現することなどない。ただ、一歩でも二歩でも近づくために生きる。それでいいのだ、と袁明は思っていた。 頭の中にあるのは、瑣末(さまつ)な雑事ばかりである。それを、ひとつずつ解いていく。解く方向が理想に向かっているこ…

水滸伝名言⑤~悔いのない人生を送るには~

"よいか。男は、自ら闘うことの意味さえわかっていればいいのだ。死んで悔やむのは、その意味が分かっていない時だけだ" (晁蓋/水滸伝・二・替天の章 P179より)

水滸伝名言④~約束を破ること~

魯智深"約束しろ。どんなことでも、俺の言うことを聞くと。約束を破るのがどういうことか、いずれおまえも学ぶ" 鮑旭"死ぬのか?" 魯智深"いや、自分を恥じるのだ。それは、死ぬことよりも苦しい、と俺は思っている" (水滸伝・一・曙光の章 P209より)

水滸伝名言③~命の終わり方~

"命の終り方は、望んで望めるものではありませんぞ、御母堂。思いとはまったく別のものが、終り方を決めてくれます。その命をどう生きたかを誰かが見ているのだろう、と私には思えてならないのです" (魯智深/水滸伝・一・曙光の章 P143より)

水滸伝名言②~人を信じること~

"人はな、林冲、二度や三度話しても駄目なことは、よくある。しかし、二年、三年付き合ってみれば、変えられる。俺は、そう思っている。" (魯智深/水滸伝・一・曙光の章 P45より)

水滸伝名言①~友との別れ~

"別れる時涙が出てしまう友を持てたのは、あなたがきちんと生きたからですよ" (水滸伝・一・曙光の章 P34より)